2011年2月20日、殺人、強姦致死の被告(元少年)の死刑が確定した。
99年に起きた山口県光市の母子殺害事件で、最高裁が殺人や強姦(ごうかん・レイプ)致死罪などに問われた元少年の上告を棄却し、死刑が確定する。
元少年の死刑確定自体は6人目となることになる。
排水管検査を装って訪問した家で、母親を殺害後に強姦し、その後に横にいる11カ月の赤ちゃんを絞殺した事件だ。
最高裁は「冷酷、残虐で非人間的だ。死刑は是認せざるを得ない」と結論づけた。
裁判は大きく揺れ動いた。
検察側の死刑求刑に対し、1審・山口地裁は無期懲役とし、2審・広島高裁も無期懲役を支持した。
しかし06年の最高裁判決は「無期懲役の量刑は不当で正義に反する」として、審理を広島高裁に差し戻した。
その後、差し戻し控訴審で08年、広島高裁が死刑を言い渡していた。差し戻し審で元少年は殺意を明確に否定する新供述を展開したが、「不自然不合理」と退けられた。
大月被告が改姓していたことも判明。時期は不明で、1月の上告審弁論の際は法廷で裁判所側が旧姓を告げていた。
事件当時、元少年は18歳になって時間がたっていなかった。
死刑をになるのかどうなのか。裁く側がこれほど厳しい判断を迫られる例はめずらしいものとなった。
父親の家庭内暴力にさらされたり、母親を自殺で亡くしたりするなど家庭環境も不遇だったが、事件の残忍性からすると死刑は当然と思う人も少なくないのではないでしょうか。
そして一旦無期懲役とした山口裁判所が死刑を確定した大きなポイントは少年が知人宛てにだした手紙だった。
「とある子犬がいました。子犬は可愛い子犬に出会いました。子犬はやっちゃいまいた。コレって罪なのかな」(あくまで意味内容であり実際と少し違います。)
こんな内容の手紙を送ったとのこと。それがきっかけで
「少年の反省は十分ではなく、容認の余地はない」とし、死刑が確定しました。
少年だからといってレイプ・殺人等残任な事件に関しては社会としても厳しい処罰を下すという事が今回の判決で印象付けられました。
亡くなられた被害者の方の命を無駄にしないためにも、これを機に今後は少年犯罪が減ってくれる事を祈るばかりです。